BLOG de L'INFORMEL
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秋の開花と推し活
2、3日前からなぜか心がとても穏やかで、今日は仕事がお休みだったのでぶらっとショッピングをしたり人の少ないタリーズで食事や久しぶりの読書をしてのんびり過ごしました。
買い物中に店内の音楽でとても心地良い音楽が流れていたのでGoogleの曲検索をかけたらサザンの『Relay~杜の歌』という新曲でした。その曲をリピートしながらぶらっとして外に出たらすっかり日が暮れていて、ついに待ちに待った秋の空気を感じることができました。最近秋の気配は感じていましたが、本日の空気感は完全に秋の開花でした。
聴覚、味覚、触覚が満たされ、心の中がHighになり、もしこれに美しいものを見てキンモクセイの香りでもしていたら五感フルコンボでした。
このような休日の楽しみ方を覚えたのも私は人と比べて遅かったのですが、みなさんは好きな休日の過ごし方や趣味はありますか。
私は興味を持った人の趣味を聞くのが結構好きです。「これといった趣味ってないんだよね」という人も多いですが、よくよく聞いてみるとショッピングや料理、テレビ、音楽鑑賞など日常で当たり前にやっているようなことでその人らしい生活があり、それはそれで充分素敵な事だと私は思います。
自分の好きなものについて語る時その人はとても輝きます。せっかく気分がいいので今日は私が少し輝こうかなあと思います。
以前の職場は女性が多く、ジャニーズ好きな人がちらほら居て、連休にライヴへ参戦するのを目標に日々頑張ってる姿がありました。きっと多くの大人たちは自分の好きなことや目標、大切な家族の為に仕事を頑張っているのでしょう。
私の趣味と言えばまぁ美術館巡りやらなんやらなんですが、好きなアーティストで言えばずっと福山雅治さんが好きです。コロナ禍以降、金銭的にもライブへ遠征することはほとんど無くなりましたが変わらずにファンは続けています。福山雅治さんのマルチな活躍についてはあえて語るまでもないでしょうが、やはり一番は音楽です。今回はただただ私の好きな福山雅治さんの曲の中からいくつかご紹介いたします。推し歌手がいる方だったらわかってもらえるでしょうが、好きな曲を挙げればきりがないので苦悩の末20曲ほどに厳選しました。
それではこのナンバーからどうぞ。
(※電車内などでの意図せぬタップによる再生を防ぐため動画は折りたたみ表示にしました)
1『あの夏も海も空も』
ファンには絶大な人気のこの曲。個人的には沖縄ライブの時の映像が一押しですが今回はオフィシャルYouTubeから2015年ライヴバージョンをどうぞ。あの夏も海も空も
2『そのままで・・・』
1曲目と並んで最も好きな曲のひとつ。1曲目は夏の歌ですがこれは冬の歌です。私の統計では男性に人気があります。福山さんは長年生放送のラジオで弾き語りをされていました。そしてライヴでもWアンコールでは必ずギター1本弾き語りをされています。この曲はそんな弾き語りバージョンを<オールナイトニッポン魂のラジオ>内の弾き語りコーナー<魂リク>から。そのままで・・・
3『明日の☆SHOW』
福山さんが過去に数回開催した男性限定ライブでは童貞キャッシュバックを設けたりラジオでも童貞を応援する発言をされています。そのラジオの企画で童貞たちと大合唱したバージョンを『HELLO』『IT'S ONLY LOVE』とともにどうぞ。
一人でギターを弾きながらバリバリ喋って歌って盛り上げる技術にもご注目。明日の☆SHOW
4『ながれ星』
福山さんの楽曲には女性の心情を見事に描いた女歌(おんなうた)も多くあります。有名な『Squall』もそうです。ファンの間でも人気のバラードの名曲『ながれ星』。弾き語りバージョンもオススメですが今回は公式チャンネルからライヴ演奏をどうぞ。ながれ星
5『MELODY』
この動画は公式ではありませんが『MELODY』は圧倒的にこのバージョンが好きです。MELODY
6『始まりがまた始まってゆく』
福山さんはコロナ禍以前からライヴのMCで「ライヴが予定通りに開催される、そんな当たり前のことが当たり前にできることが幸せ」だとよく口にされていました。そしてこの曲はコロナが流行する少し前に発表されています。まるでコロナ禍の世界を予言していたかのようで、コロナをきっかけに始まったオンラインライヴでは核となる一曲になりました。
<PCではサイズ形式の違いから埋め込み表示が出来ません>始まりがまた始まってゆく
7『旅人』
疾走感のある曲ですが、どこか寂しさ、孤独を感じます。まさに旅人というタイトルにふさわしいナンバーです。旅人
8『18~eighteen~』
長崎での青春時代、そして上京するまでの想いを歌ったこの歌。歌詞の中に「あの日この街憎んだ」という節があり、私はそこの歌詞がとても共感できて好きです。2015年の稲佐山ライヴを公式チャンネルからどうぞ。18~eighteen~
9『soup』
ラヴソングという月9ドラマのために藤原さくらさんに提供した曲のセルフカバー。『好きよ好きよ好きよ』『恋の中』とともにラヴソング三部作と私は呼んでいます。soup
10『蜜柑色の夏休み』
福山さんがおばあちゃん子だったというのはファンの間では有名な話。この曲はそんなおばあちゃんの思い出、蜜柑畑と情景を歌った温かいナンバーです。蜜柑色の夏休み
11『その笑顔が見たい』
2016年は福山さんにとって大変苦しい年となりました。前年の結婚報道によるファン離れ。主演ドラマの低視聴率。自宅へのコンシェルジュ不法侵入事件。そんな中開催されたファンクラブBROS限定東京ドームのライヴMCで「来年はいい年にしましょうね。私もいい年にしたいですよ(笑)」とポロリと本音を漏らしたのが印象的でした。その東京ドームライヴでの演奏を。その笑顔が見たい
12『遠くへ』
ライヴでは弾き語りで演奏されることが多いこの曲。中でも2009年稲佐山ライヴでのパフォーマンスは圧巻です。その映像を公式チャンネルからPlay Now!遠くへ
13『246』
しっとり聴きたい夜にぴったりのナンバー。それなりに経験をした大人の恋愛が頭に浮かぶのは246という都会の道路のせいでしょうか。
<PCではサイズ形式の違いから埋め込み表示が出来ません>246
14『蛍』
私は専らJ-POPが好きですが、メロディ重視であまり歌詞を意識することはありません。しかし福山さんの歌詞はメロディに乗ってすーっと入ってきます。そしてライヴで『蛍』を演奏するときのギターソロパートは何度聞いても痺れます。蛍
15『アクセス』
ウッディ・アレン監督の映画『ミッドナイトインパリ』の中で、「あの頃はよかった」という考えを<黄金時代思考(Golden age thinking)>と表現されていました。自分が青年時代を過ごしたからでしょうか、90年代の音楽は今も胸に刺さります。福山雅治さんの曲では『言い出せなくて・・・』『雨を聴きながら』『ひとりきり歩いてく帰り道で』『ただ僕がかわった』『ふたつの鼓動』『熱いくちづけ』など、若い頃の福山雅治独特のストレートなメロディのノスタルジックバラードがアルバム内に数多く存在します。
代々木公園にいるカップルたちに出演をお願いしたという当時のPVの『アクセス』をどうぞ。アクセス
16『All My Loving』
ドライブにぴったりのアップテンポナンバー。ライブではたまにセットリストに入っていて大変盛り上がる曲です。前回のツアーでは確か広島のWアンコールで演奏されて会場で聴けた人が羨ましかった記憶があります。福山さんはアコギ、エレキ、クラシックギターなど様々プレイされますが、その中でも一番凄いところはアコギ一本で奏でるグルーヴ感とリズム感だと思います。毎週放送のラジオ内の弾き語りや数万人の観客を魅了するライヴで培った技術で、アコギ弾き語りに関してはプロミュージシャンの中でも秀でた存在だと思います。
それではお聴きください。福山雅治で『All My Loving』All My Loving
17『何度でも花が咲くように私を生きよう』
先にも述べましたが福山さんはライヴ終盤のWアンコールでは必ず弾き語りを演奏されます。数日間開催する冬の感謝祭やライヴツアーではセットリストが大きく変わることはもちろんありませんがWアンコールは日替わりなので今日は何の曲を演奏するかというのがファンの大きな楽しみのひとつになってます。観客の合唱は女性が多いので生で聴くととても美しく壮観です。何度でも花が咲くように私を生きよう
18『7月7日』
ギタリストCharさんに提供した楽曲のセルフカバー。Charさんの楽曲のアンサーソングらしいのですが、こんなに人物像が思い浮かぶのはもはや短編小説です。Charさんのライヴに福山さんはギタリストとして出演したのですが、その時のギターリフの掛け合いはコータローまかりとおるの響vsカイザーを髣髴とさせました。7月7日
19『Beautiful life』
化粧品のCMソングとして制作された曲です。私は心の綺麗な人に接したときにこの曲が流れます。福山さんは内面の美しさを語ることで外見の美しさを表現したかったのではないでしょうか。悲しいくらい心の美しい人。そんな人に沿うような曲です。Beautiful life
20『暁』
私は自己評価が高い人間が苦手です。福山さんはよく「自分は悲観主義者だから」とか「俺たちバカたからさ~」みたいなネガティブな発言を冗談交じりに話していますが、実際は頭もスマートで読書家で努力家、知識も豊富でご存じの通り才能の塊の様な人です。でもそれに驕ることなくどの分野でも自分より凄い人はいるということを客観的に見ているがゆえの発言です。それをラジオパーソナリティーとしてみんなが楽しめるように自虐的に話されています。大した人物でない人ほど得てして口が尊大で自己評価が高いものです。
福山さんの表現世界は年齢を重ねるごとに深みが増しています。特に“平和”、“差別”、“戦争”などを表現するときにどちらか一方の側で綺麗事を並べ立てることはせず“人間”の本質、“歴史”の真実から物事を俯瞰的に見て誰かを傷つける直接的な表現せず、聴く人に寄り添い、先人や自然に敬意を払った表現をします。自身を客観的に見ることで芸能人としての活動をセルフプロデュースする能力に長けた福山さんの深いところでの優しさと厳しさを感じることができる一曲です。
『暁』(あかつき)暁
いかがでしたか。好きな曲トップ20ではなく、紹介したい曲をピックアップしてみました。これらの素晴らしい楽曲を通して福山雅治さんの深い人間性を少しでも知っていただけたらファン冥利に尽きます。
※極力公式からアップロードされている動画を紹介するように努めましたがその限りではありません。
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